クボタ TR70 土の助 キャブレター清掃
友人の農家さんでキャブレターが詰まってるような耕運機があるとのことで、キャブレター清掃を行いました。
「直らなくてもいいから練習がてら分解してみたら?」との事で、お言葉に甘え分解清掃してみる。
やはりキャブレターに詰まりがあると、アイドリングが一定にならないという事象が多いようです。
今回は修理に専念しすぎて写真がかなり少ないです。。。
現象
アイドリング時にアイドルが一定にならない。
キャブレターを外す
キャブレターがこちら。
TS35と違って燃料コックがネジで直接キャブに固定されています。
キャブ類の固定方法は同じで、エアフィルターから刺さっているロングボルトを抜くのですが、
2本あるうちの奥側のボルトはラチェットが入らない狭さだったため、普通の10mmスパナを使いました。
持ってて良かったオープンスパナ。
キャブレターを外して、全面の写真を撮っておきました。
↑エアフィルター側(吸気側)
↑燃料コック側(黒いOリングが燃料コックと繋がっていた)
↑燃料コックの反対側
↑エンジン側
キャブレターの分解
フロートチャンバーを開けるとびっくり、なんか茶色い。。。
しかもメインノズルに錆のような物も堆積している。
↑「ここの奥」と書いてある所がメインノズル。うまく写せなかったが、茶色い堆積物が付着していた。
メインノズルを外すには同軸マイナスドライバー(キャブレタードライバ)が必要なのだが、買ってないので無い。
しょうがないのでキャブクリーナを吹きまくる。
始動・そして
組み直して始動してみる。
全く改善せず。
やはりメインノズルを外さないと駄目なのか?それとも他の部分が壊れているのだろうか?
色々考えたが、あまりにも悔しいのでもう一度分解してみることにした。まだ日没はしてないので時間はある。
修理成功
結論から言うと、一箇所見落としていた。
↑スローアジャストのネジの下に、更にネジがあった
スローアジャストのネジの下に更にネジがあり、それを外すと中には何かのジェットがあった。
おそらくメインジェットかスロージェットと思われるが、こちらを洗浄したところ直ったのだった。
プラグやエンジンオイルは農家さんが変えるとの事で今回はここまで。
なんとか修理完了しました。
ご覧いただき、ありがとうございました。